私は結構自炊好きである
料理好きというほどの料理は作れないが
あくまでも男の料理、大雑把でおなかいっぱいになる自炊をよくする

去年は実家で雑煮を作って家族で食べた
今年の正月は帰省しなかったんですが
雑煮大好きなのでまた作りました

雑煮2009
こうしん、どんこは最高の食材ですね
国産は高いけど・・・だがどうしても中国産のものは使う気がしない
椎茸、昆布、カツオ、煮干なんかでだしをとるのが大好きな男です
和だしは日本の心だナァ
そして去年
うちに念願の大型オーブンレンジがやってきました

とはいってもこれ自体はピザ専門オーブンレンジ
しかし特筆すべきはその価格の安さ(13800円)とステンレスのシンプルなデザイン
そして大好きなクイジナート製
安さ上に温度調整機能などはなく焼くことに特化したオーブンではあるが
そんなことを気にしてはいけない
ピザを焼くことが目的ではない
実は以前からダッチーブンなるものに興味があり
ダッチーブンスキレットが丸々入ることを想定してでの導入
ダッチオーブンとはアウトドアの調理で重宝する鋳鉄製の厚手万能鍋
アメリカ開拓時代からの歴史があり
「焼く」「煮る」「揚げる」「蒸す」「燻す」といった料理を
なんでも1つで何でもこなす
重い蓋を裏返しおき火にかければ優れたフライパンになるし
スタッフドチキンなどの鶏の丸物、ピザやパン、ケーキロース
ビーフの肉の塊などそのままダッチ-オーブンに入れての豪快な料理など
アウトドアライフには欠かせない調理器具
以前のダッチーブン関連記事
http://antiquescafe.blog114.fc2.com/blog-entry-30.htmlスキレットによる簡単手軽な料理が行える存在を知った100スキ
http://100suki.collabosite.net/で或程度ダッチオーブンに関する知識を
電子箱から得て早速吉祥寺のA&Fカントリーにて購入

ロッジロジック社製 L6SK3 スキレット 9inch
ロッジはダッチオーブンにおけるもっとも歴史が古く
1896年、アメリカのサウス・ピッツバーグでジョセフ・ロッジの手によって誕生
「よい道具を選ぶことが、おいしい料理をつくる第一歩」を信念とした
キャストアイアン、アメリカNO.1のメーカー
http://www.lodge-cooking.com/index.htmlダッチオーブンは購入して初めて使う時にシーズニングという儀式のようなものがある
シーズニング
「ダッチオーブン」として製造販売されている鋳鉄製の深鍋の愛好者は多くの場合
「シーズニング」と呼ばれる独特の作業を行う
これは意図的に鍋に黒錆び(四三酸化鉄皮膜)を発生させることで、鍋の腐食を防止する技術
表面に無数の微小孔があり、初めて使うときには、それを油で埋める作業
表面を滑らかにし、カスがたまったりせず焦げ付きを防ぐことができる
最初、錆止めオイルを、洗剤を使って丁寧に洗い落とししっかりと乾燥させる(新品時のみ)

食用の植物油(菜種油、大豆油、オリーブ油、グレープシード油などヒマシ油は不可)を薄く塗る

30分から60分ほど火にかけて熱する
焼いた後、自然冷却させる
この作業を2~3回繰りかえすこともある
鉄臭さをとるため、鍋にネギやショウガなどの香りの強い野菜クズを入れて炒めるも良し

これで使う準備ができました
ロッジ製品はすでにシーズニング済ですが
これから末永く使うであろうこともふまえ儀式的に行ってみました
で早速なんか焼いてみたくなる

コストコ購入の超ウマイ、ジョンソンビル・ソーセージ、ベダーウィズチェダー
で焼けた

カットして乗せて塩をふりバターと醤油をたらしただけでご馳走だ
ほんとは鍋のケアを考え皿に移すことが望ましいらしいが
深いことは考えずにそのまま食す
余熱で常にアツアツで食べ終わればこのまま洗うだけ
手間隙も最小限だ
でさらに焼いてみた

巨大ハンバーグ
タマネギを細かくしてレンジでチン
塩コショウと醤油、卵とパン粉、チンしたタマネギを混ぜ合わせ
スキレットに平らに伸ばしただけ
フライパンで焼くより油も飛ばずケアが楽
ダッチオーブンは使い終わった後のケアが重要で
十分冷ましてからタワシを使用し、お湯でよく洗う
このとき洗剤は使用しません。焦げつきや汚れが気になるときは
お湯を湧かし汚れを浮かせてから洗う
軽くコンロにかけ、水分を飛ばし乾燥させる
熱いうちに全体に油をまんべんなく薄く塗る

はじめのうちは、鋳鉄がまだ安定していないため、気を使って念入りに
繰り返し使い込むうちに、油が小孔にしみ込んでいくので、いずれ使用後の油は不要になる
やがて焦げにくく使いやすくなり
完璧なコンディションに近づいていく
使い続けるうちに自分の鍋になるという革に似た
「使いこんで育てる鍋」
ここにものすごく親近感を抱いてしまう道具である
アンティークもバイクや車にも興味が無かった頃
元々私の趣味がアウトドアだったこともあり
こういったモノを使うとなんかワクワクしてしまいます
ダッチオーブンで作ることのできる豪快な料理
http://www.dutch-suzuki.com/食べて生きるための知識を豊富に蓄え
豪快な料理を作り上げ食べること
様々な道具を駆使して寝泊りすることを楽しむ
そんな本物のアウトドアの達人になりたかった
もちろん今もそんな生活に憧れるも
すっかり焚き火などない生活になってしまった自分を悔やみつつ
おいしくこんがり焼けた料理をほうばる自炊生活です
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テーマ:暮らし・生活 - ジャンル:ライフ
- 2009/01/12(月) 08:46:43|
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