久しぶりにまたフリーマーケットに行ってきました
以前のフリーマーケット関連の記事
http://antiquescafe.blog114.fc2.com/blog-entry-41.htmlhttp://antiquescafe.blog114.fc2.com/blog-entry-159.html
手前から30円 200円 100円
と手頃な値段
その他にも材料だとか
ちょいと必要になったFAXだとか
色々物色し購入
フリーマーケットとネットオークション
どちらも世にあふれるモノを最安値で
購入することのできる手段
それぞれのメリットとデメリットもある
フリーマーケットは
開催される場所や規模
商品お幅の広さや種類が限定される
早い者勝ちで直接商品を持ち帰るため
振込手数料や送料といったコストがかからない
値引可
反面ネットオークションは
ネットさえ繋がればどこでも誰でも購入でき
種類が恐ろしく豊富ではあるが
ある程度価値の上がるものは上がってしまう
もちろん送料等の金額も加わる
値引き不可(商品による)
両者でもっとも違う点は
レア度が高い価値ある商品の場合
ネットオークションだと
価値ある商品で
出品者が適正な値段をつけずに出品したとしても
閲覧者が非常に多いため
価値のわかる知識を持つものが
複数人で入札しあい
結果それ相応の金額になってしまう
フリーマーケットは
見つけた者、早い者勝ちで
売主がその価値を知らずに
安く販売している可能性がある
価値あるモノが
安く売りに出されていて
タイミングによっては
格安で手に入れることのできる
掘り出し物、お宝探しとしては
フリーマーケットの方が断然面白い
バイク関連でも
今まで何度か
「えっ?これがこの値段?」という
商品を何度か見つけたことがある

OWENS HELMETS ボービルトレーサー
お台場ビックフリーマーケットにて購入
売主はもちろん価値知らず4000円ほどで手に入れた
ロゴがクリアーシールではなくデカールのような素材
古い型番かも

ラリードライバー用 ヘルメット マルティニカラー
代々木公園フリーマーケットで発見
そもそもラリー用ヘルメットの地点で5~6万円する代物
おまけに私の大好きなマルティニカラーで染まっている
たしかこれも売主知識なしで4000円ほどだった
後部には金色のサインが入っている
ずっとサイン者が不明でしたが
先日ブログを見てくれた状況提供者様により
サインした方の名前がわかりました
http://helenaracing.com/autographs/NanniniAlessandro.jpgアレッサンドロ・ナニーニ(Alessandro Nannini)
イタリア出身の元F1ドライバー
Alessandro Nannini Wiki
ラリーからレースキャリアをスタートさせ
1980年にサーキットレースに転向
1982年からは後にグランプリデビューを果たすミナルディのF2に所属

ミナルディで若手の有望株として成長し
1988年からはトップチームへと成長しつつあるベネトンに移籍
1989年日本GPではセナの失格による繰り上がりながらも初優勝を果たす

1990年シーズンには翌年からのフェラーリ入りの話があった矢先
1990年日本GP直前の自家用ヘリの墜落事故で右腕を切断
縫合に成功し、後にDTMなどで活躍するもグランプリに戻ることはなかった

DTMアルファロメオ155 マルティニ

Le Mans Lancia LC2
1983年
ル・マンにてマルティニカラーの
ランチア LC2を走らせていたこともあった
そんなマルティニ繋がりから
前所有者がこのラリーヘルメットにサインを求めたのだろう
そんな貴重なサインの入った高額なヘルメット
いったいどういう経緯をたどって
代々木で叩き売りに出されていたのか?
謎である
100万円もする
鉄人28号のブリキが
数百円で売られていたという逸話もあるように
フリーマーケットは
とんでもないお宝が眠っているかも?
という期待が常にあり
ガラガラとガラクタを転がしながら
宝探し気分をも味わえる楽しいイベントだ
さて
そんな宝探し
掘り出し物
棚から牡丹餅
ともいえるモノ発掘
今回は
久しぶりに震えた
「これいくら?」
と聞き返答が帰ってくるまで
ドキドキと鼓動が高鳴った
さてそろそろ帰ろうかという時
ありふれた出品者
衣服の隙間にゴロゴロと3~4個ほど
ヘルメットが転がっているのが見えた
バイク用ヘルメットはよく売りに出されていて
無論どれもドン・キホーテか
ホームセンターで売っているような
スクーター用の安物ヘルメットだ
衣服に囲まれ
丸く後頭部だけが見える
白いジェットヘルメット
なにげなく転がしてみると
見慣れないロゴ
というより
私からしたら見慣れたロゴ

PRO MOTORCYCLE HELMETS

なんと
PRO レスレストン GPジェット ヘルメット
もちろん絶版品
レプリカ定価はたしか48000円ぐらいだっただろうか
本物は恐ろしく高価だ
しかもほとんど見ることの無い白
売主はいかにも愛想の悪そうなおじさん
当然値札は張ってない
ここで細かく品定めするのはよくない
片手で持ち上げながら
軽いノリで「これいくら?」と聞く
ドキドキ
自分でもわかるくらい鼓動が速い
無愛想に
「3500円」と帰ってきた
やった!
心の中でガッツポーズ
しかしいくら安くとも
そこはフリーマーケット
値下げ交渉することを忘れてはならない
まるでそこらへんのチャチなヘルメットでも扱うように
「3000円ぐらいでいい?」
と聞く
若干の間のあと
「いいよ」
なんだか2500円でもいけそうな雰囲気だった
アウトでもそこからジワリ上げて2800円くらいでも粘れたかな
と少し後悔しつつも
レスレストン3000円は安すぎる
時間はもう午後
DUCATI SPORT 1000や
SR怪しい国産旧車などが停っていたが
それなりに価値分かる人、誰にも見つからなかったとは
なんともラッキーだ

革張りの内装
若干使用感があるが
そんなこと気にしてはいけない

シールドは華やかなイエロー
GRANPRIX USAの刻印

まぁ
そんな宝探しなフリーマーケット
久しぶりに大物発掘となりました
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テーマ:HAPPY!! GOODS - ジャンル:ライフ
- 2010/01/11(月) 08:05:33|
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古いモノが好きな人達ならば
「ファイヤーキング」
という名前を一度は聞いたことがあるだろう

ファイヤーキング(Fire King)は
アメリカのオハイオ州ランカスターに本社のあるガラス製造メーカー
アンカーホッキング社が製造していた
耐熱ガラスを使用した商品のブランドの1つ
1905年にホッキングクラス社が創設され
1937年にアンカーホッキンググラス社と変名
ファイヤーキングのロゴを使用した商品は1940年に製造が開始され1976年に終了している
尚、アンカーホッキング社は現在もガラス製造メーカーとして存在している

オーブンにも入れることができる
ホウケイ酸ガラスという耐熱ガラスを使用した
マグカップからカップ&ソーサー、ディナープレート、ボール、灰皿など
多岐に渡ったファイヤーキングブランドの全ての商品が
アメリカ国内の工場で製造されていた
代表的な商品の色であるジェダイの他に
ターコイズ(Turquoise)、アイボリー、ホワイト、アズライト(Azure-ite)、ピーチラスター、など
多岐に渡った色のラインが製造されており、更にデザインは多岐に渡る
また、丈夫な耐熱ガラスであるファイヤーキングは
レストランウェアーとしても製造され
分厚いマグカップやプレートなどがアメリカのダイナーやレストランで使用された
マグカップではスヌーピーなどのキャラクターや企業の広告を載せたものが多く製造されている
アンカーホッキング社は現在も存在しており
主に食品関係食器を販売している
http://www.anchorhocking.com/同じ世界最大級のガラス製品メーカー
アメリカ・ニューヨーク州に本社を置くコーニング社
熱の王様という意味でPYRO(熱い)とREX(王様)という
ギリシャ語とラテン語を掛け合わせた造語
調理や化学実験用の耐熱ガラス
「パイレックス」
も今現在、量販店、ホームセンターなどでも見ることができる

世にファイヤーキングコレクター
愛してやまない人々は非常に多い
なぜにこのような耐熱ミルクガラスに魅了された人たちが多いのか?
一般のガラス製品とは違う
まったく角のない
悪く言えばゴテゴテっと丸くボッテリ
形はいびつだが当たり障りの良い
ぬくもりと優しい使い心地
見た目の可愛らしさとは裏腹に
落としてもそう簡単には割れない耐久性
恐ろしく豊富にそろった
ポップでパステルなカラーやプリント
そんな理由が上げられるだろう
当時、アメリカの日常にはファイヤーキングが
レストランや家庭でもごくあたりまえに使われていました
そんな時代に浸りながら使うファイヤーキング
生産を終えた今でも、アメリカはもとより
日本でもたくさんのコレクターに愛され
アンティークショップ
ちょいとアメリカンな雑貨屋に行けば
非常によく売られているのを目にすることが出来ます

このファイヤーキングというブランドの
最も凄い普通のアンティークともっとも違う点は
なによりも現在市場に出回る数の多さだ
1940年に製造が開始され1976年に終了したにもかかわらず
デッドストック未使用品が
素人目から観れば
現代品、新品と間違えるほどの数が棚に並んでいる
しかも数が多いわりには非常に価格が高い
高いがプレミアというほど手が届かない額面でもなく
一個3000円~5000円と
手が届きやすい価格であることも人気を後押ししている
なので最初に誰もが手にするのは
生産数も多く価格も手頃でポピュラーなアイテム
ファイヤーキングの代名詞
マグカップであろう

Dハンドル ホワイト
基本的にレギュラーマグとえばこのDハンドルマグ
ハンドルの形がDの形に似ている事からそう呼ばれている
ミルクグラスなホワイト
非常に多く流通していたアイテムなので値段ももっとも手頃
一般市場価格は3000円~
ヤフオク相場は1000円~2000円程度
ヤフオクにて安いとこばかり狙って
500円~ぐらいで集めました

Dハンドル ジェダイ
Jade-ite
ジェード、ジェダイト、ジェードイット
主にはジェダイと言われる
ファイヤーキングといえばジェダイと言われるほど
ファイヤーキングの代表格でもあり、その名の通り美しい翡翠色、英語でジェダイト
バリエーショ ンも豊富で生産量も多く
一般家庭にもジェダイがもっとも浸透しており
レストラン、学校、教会、軍隊にいたるまで使われていたそうです

このパステルなグリーンなんだかブルーなんだか
エメラルドグリーン、ヒスイのなんとも例えられない色合い
なにより「ジェダイ」ってのが
もちろんあの「騎士」を総仏とさせてかっこいいですね
基本的に私はこのジェダイカラーを軸に集めています
一般市場相場は5000円~
私は当然ヤフオクで2000円以下で購入

ショートマグ
1977年以降に造られた大きめのスープカップのようなこのタイプ
Dハンドルは
W10.4×Ф8.2×H8.5 cm
重さ:250g
容量:250cc
と容量が満杯で250cc
普通に8分目程度で注ぐと220cc程度と少なく
このショートマグはファイヤーキングマグ
最大容量を誇るキンバリー300ccに次ぐ295cc
W10.5×Ф7.7×H10.3 cm
重さ:265g
容量:295cc
http://store.shopping.yahoo.co.jp/antique-depot/form-mug1.htmlたっぷり飲める大きめサイズのマグです

DURALEX デュラレックス デミタスカップ
ファイヤーキングではありませんが
フェデラル ウエストフィールド グラスベイク マッキー等
多くあるガラス食器メーカーの一つ
フランスのデュラレックス
どこの雑貨屋にも極当たり前に売っている
ウオーターグラス
ピカルディーなどは
カフェなどでよく見かけることが出きますね

マグの底にはバックスタンプ、刻印がうたれており
時代によって様々な種類が存在します
http://www.dealer-ship.com/goods/condition.htmhttp://www.ilovefireking.com/stamp.htmレア度も刻印によりけりです
ジェダイDハンドルマグには大まかにわけて2種類存在し
レギュラーマグと
画像一番手前のフラットボトムマグ
レギュラーの物にくらべると、ボトムの部分が平にカットされた形状
レギュラーより少し分厚くポッテリしており
古い物の方がポッテリ度が高い傾向がある
一見みんな同じような形状かと思いきや
高さも厚さもパーティングラインや
ハンドルの形状と取り付け位置までみんなバラバラ
同じDハンドルでもみんなに個性がある

ブレッド&バタープレート
パイ・サラダプレート
ディナープレート
マグだけではなく
食器の種類も非常に多い
オーブンウエア、カスター
エッグカップ、スキレット、ボール
ミルクピッチャー
ジュエリーボックスから灰皿にいたるまで存在する

知り合いで
コンビニやスーパーで買った食べ物、惣菜
菓子や酒のツマミにいたるまで
すべての食物は必ず食器に移してから食べるという
金は自分の食欲の為、自分自身に使うものだと
すべての給料や貯金を豪快に食品に金をつぎ込むいうコダワリを持つ男がいた
近年、使い捨ての紙皿、発泡スチロールトレイは非常に便利ではあるが
やっぱり食べるものを乗せる飾る
食器は重要だと思う
皿が違えば味違うというがやっぱぜんぜん気分が変わりますよ
アンティークだけど
そこまでレアではない
比較的どこにでも売っている手頃な価格で
日常で使える非常に頑丈な器ってのが
ファイヤーキングのミソ

ベリーボウル
中野のブロードウエイで購入
一枚1800円が半額で900円で購入
その後ファイヤーキング専門店に行ったら
一枚4000円以上のタグがついてた

まぁ
当たり前の日常の食事に
ちょっとだけお洒落で
やさしい温もりを与えてくれる
ファイヤーキング
あなたのデスクの手元にお一つおいかがですか?
テーマ:洋食器 - ジャンル:趣味・実用
- 2010/01/07(木) 08:39:32|
- アンティーク
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明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします

今年の年賀状はちょっとわかりづらいんですが
トラがグルグル回って
溶けてバターになって
ホットケーキにして焼いて
ちびくろサンボが
169枚も山積みにして食べたってな
有名な絵本の話
ちびくろサンボ
みなさん知ってます?
子供の頃
絵本で見た
高い高いホットケーキのタワー
長年の憧れでした
虎年ってことで
山ほど焼いて積み上げてみました・・・
もちろん毎朝2枚づつコツコツ食べて
おいしく召し上がりましたよ
まぁそんなわけで
今年も
みなさまにとって良いお年でありますように・・・

2010.01.01 中川 隆二
テーマ:ひとりごとのようなもの - ジャンル:日記
- 2010/01/01(金) 07:50:08|
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