犬と生活を共にし
一緒に添い寝するまで
犬が仰向けで寝るなんて知らなかった・・・

朝起きると股の間で
丸い腹をどーんと出して
足は豪快に開き「ぐぅぐぅ」とイビキをかいている
同じ無防備な腹を出すでも
先日面白い行動があった
コヤツを連れて散歩に出かけていると
突然リードに引きがあった
まぁた電柱で匂いでもかいているのかと振り返ると
干乾びたミミズを一生懸命
「くんくんくんくん」している
そのうち鼻を支点にしミミズミイラを中心に
グルグル回りだした!
5~6周したところで今度は
腹を出し背中にミミズミイラを押し当てはじめ
グリグリグリグリ体をこすり付けている・・・

「コラッなにしてんのっ!」とリードを引っ張るも
しつこく食い下がる
いったいなんなんだ・・・
意味不明な行動
先日
書店でとある本に目がとまった
「イヌの気持ちがおもしろいほどわかる本」
http://www.amazon.co.jp/イヌの気持ちがおもしろいほどわかる本-扶桑社文庫-い-18-1-イヌとの暮らしを楽しむ会/dp/4594057403文庫: 223ページ
出版社: 扶桑社 (2008/8/28)
ISBN-10: 4594057403
ISBN-13: 978-4594057404
580円

啓文堂書店
雑学文庫大賞2009 第一位らしい
柴の買っておくれ的な見上げ目線にもやられた
飼っている人全員の願望は、イヌともっと意思疎通をしたいということだろう。
本書では家族の一員であるイヌのココロを、しぐさや鳴き声などイヌの行動から
詳細に読み取るノウハウを紹介する。
よくある実用書のペットの買い方ではない、本書は、しゃべらないイヌの気持ちが
面白いようにわかる本なのである。
本書によるとこうある
「道端のゴミ袋に体をグリグリなんでわざわざ汚れたがるの?」
犬を散歩に連れ出すと道端に転がっているゴミ袋の上にねころがって
体をこすりつけたりすることがあります
セミやミミズの死骸など、農村で飼われている犬のなかには牛や馬の糞の山に
好んで身を投じる犬もいるという
河原の打ち上げられた魚の死骸も大好きらしい
あまりうれしくない犬の性癖ですがこれは
「かつて犬が野生だった時代の習慣の名残」
であろうと言われているらしい
かつて狩猟動物だったころ犬は獲物を狙うとき自分のニオイがしないよう
必ず風下から近づきました少しでもニオイに気づけば獲物は逃げてしまい
いくら俊足で追いかけても捕まえられません
できるだけ近づいて獲物を追い詰めやすくする為には
自分のニオイを消すのが一番
そこで自分の体臭よりさらに強いなにかのニオイを漂わせていれば
存在に気づかれないだろうと野生だったころの犬は学習した
野生だったころの習慣が現代まで
脈々と受け継がれているのではないかということだそうです

こんな腹出して油断しまくりな
のほほん育った室内犬に
狩猟犬だった頃のダックスフンドの血が流れていようとは
犬ってのはなんとも面白い動物である
そんな
「血」
受け継いだDNAってのは恐ろしいもので
以前実家に帰った時に
家の片隅に眠っているオヤジの所有物を
ガサガサいじってみた
うちのオヤジは現在定年退職
元エンジニアで
音響屋も片手間で趣味で自営していた
なので怪しい音響機材が家にゴロゴロ
昔からラジオ、アンプ
レコードプレイヤー、スピーカーなど
様々なモノを自作していた
子供の頃の私にとっては
わけのわからない部品で溢れた生活だった

MADE in ENGLAND g.e.c.valve
家のそこらじゅうに転がっている真空管

なぜか玄関に真空管が並べられている
日本広し探せど真空管がお出迎えな家は珍しいだろう

昔、真空管アンプを踏みつけて熱い思いをしたことがある

自分で全て機材を集め土日に行っていた音響屋
ほとんど友人の音響屋にあげてしまったらしい

よくわからないテープが何百本と高く積み上げられている

仕事後、ウン十万もする巨大スピーカーの前で黙々と聞いたクラシックCDは何千枚とある
私が吹奏楽に進んだのもこの血のせいかもしれない

土台、クリアケースまで自作したなんだかレアらしいレコードプレイヤー
DIYで自分でなんでも作ろうとするのも血

「なんやお前も一眼使っとるんかい」と棚の奥底からゾロゾロ出てきた一眼レフ
現代のNIKONを扱う私のチョイスもオヤジからの血統らしい
とりあえず自分でやってしまいたい
DIYが大好きでなんでも作ったりしてしまうのは
オヤジから受け継いだ「血」DNAらしい
犬も人間も同じ
こうして脈々とDNAが受け継がれていくんだなぁ
テーマ:見つけたモノ - ジャンル:ライフ
- 2009/05/30(土) 21:46:06|
- いぬ
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