先日
何年かぶりに墨田区にある
東京ヴェスパ 本店に行ってきました

東京ヴェスパ
http://www.tokyo-vespa.com/index.html以前の東京ヴェスパの記事
http://antiquescafe.blog114.fc2.com/blog-entry-28.html中野に移転の記事
http://antiquescafe.blog114.fc2.com/blog-entry-29.htmlお店に入ると随分と内装に変更があり
以前はジャラジャラと小物が壁にかかってて
いい感じの雰囲気だったのですが
パーツ販売の展示スペースは
小さなショーケースと壁部分だけになっており
実際に見て触って購入できなくなってしまって
なんだか寂しくなってました

何年か前のお店の壁
たぶん中野店にその辺のパーツ販売はウエイトを置くことにしたのでしょう
本店はmomoデザインのヘルメットや
LMLのオリジナルTシャツや雑貨などが豊富に展示されていました
あと驚きの展示販売が・・・

なんとオーエンとクロムウエルのヘルメットが
新品で売ってます
もちろん生産はとっくに終了しているのでデッドストック状態
新品で店頭販売なんて都内ではここだけでしょう
うわ~ツートン欲しいナァと思いつつもたぶん値段はアレなんで
指をくわえて眺めてました
コレ見て思ったんですが
これは間違いなく以前浅草にあった
東京ヴェスパ浅草パーツセンターから流れてきた商品ですね
東京ヴェスパは元々
パーツセンターと車両センターが
それぞれ台東区浅草と墨田区墨田に存在していて
この二店舗とLMLの日本総販売元が全て一緒になり
現在の4階建てビルになりました

今から数年前
その浅草パーツセンターがあった時
ヘルメット探しに何度か訪れたことがありました
まだオーエンのヘルメットが普通に販売されていた頃の話です
そのとき
ベスパのパーツでごちゃごちゃな店内のカウンターの中で相手してくれたのが
下町のベスパ乗り達にイシハラの愛称で親しまれている
オーナーの石原さん

平成7年今から13~14年前のご様子

パーツであふれていたあの頃・・・
そして今回
お店に行ってみると
その石原さんがずっとついて接客してくれた
オーエンとクロムウエルのヘルメットを見ていると
あぁ~その辺のヘルメットは古いよ~
もう売ってないねぇ~
そりゃそうだ
いくらぐらいですか?と聞いても
あぁ~その辺は何万円もするよ~と
アバウトな答えが返ってきた
そりゃ何万円もするだろうなぁ
2階にもパーツがあるよと
電気が消えた2階へ案内してくれた
照明が付くとこれまた昔と随分様子が変わっていた
以前はビンテージの細かなパーツがおいてあったのだが
今はなくなって車両展示スペースと大型パーツ展示フロアになっていた
フェンダーライトやランブレッタを見ながら
これはね~とか色々説明というかお話をしてくれた
以前ピアジオとライセンス契約があった
ベスパのPXと同じ設計を持つ
LMLについて
これからのバイク事情にどう対応していくのか
つっこんで聞いてみたが
まだ何年かは普通に販売できるよとのこと
キャブのこともぜんぜん大丈夫って言ってた
ただ2ストから4スト意向していて
いずれは2ストは輸入できなくなってしまうらしい
LML 4ストローク
http://tokyovespa.exblog.jp/11813089/まぁそれにしたってあと5年くらいかなぁ
なんて話だ
そんな
ベスパの昔盛り上がってた時期や
現在の事情、高尾山の話やイタリアブランドの熱い思い
まったくもってセールストークの無い
商売抜きなベスパの話ができてとても懐かしいやら楽しいやら
気になるキャリアの値段を聞くと
う~んこれは一万円くらいかな?と
またまたアバウトな答えが返ってきた
ぜんぜん変わってないですねぇ
あぁ~昔よりちょっと頭が剥げちゃったなぁ
鏡見るのもいやだよ~と
変わったのは落ち武者風になった髪形だけだった
また次回お会いできるのを楽しみにしています
あぁ~そん時はまだ生きてるかなぁ~?と
お店を去ってきました
元気に長生きしてください

さて
モーターショーの時から気になってたんですが
LMLはどうやらまだまだ生産されていくようです
パーツの供給が豊富で
メンテナンスや故障もなんだか安心できそう
なにより新品
なんだか俄然興味が沸いてきました

LML社製スクーター
STAR Deluxeの日本総販売元 LML Japan
http://www.lml-japan.com/index.htmlLMLはインドのカンプルにある二輪製造会社
1980年代から1990年代にかけては、イタリアのピアジオ社と技術提携をし
世界的な大衆車である「Vespa」を主にインド国内、アジア向けにライセンス生産していました
1999年にはピアジオとの提携を解消しピアジオ、べスパのブランド名は 使えませんが
STAR Deluxe、Stellaなど、輸出国によって車名を変えて スクーターはライセンス生産当時のまま製造し
アジアだけではなく、アメリカ、ヨーロッパ等 に輸出
以前はモーターサイクルも製造していましたが、現在はハンドチェンジ式の スクーターに特化し
インド国内、アフリカ、アジア向きにはもちろん、アメリカ、 ヨーロッパ、日本などへの輸出にも重点を置いて製造
伝統的な「スチールモノコックボディ」に洗練された「ヨーロピアンデザイン」
また、「4速のハンドチェンジ式ミッション」など、スタイルからメカニズムまで
トラッドな独自のスタイルを現在に受け継ぐモデル
かつて技術提携を行っていたピアジオ社における
ハンドチェンジ式スクーターの生産は終了しており
ハンドチェンジ式スクーターを日本国内で新車で唯一購入することができる

LML Japanは(有)東京ヴェスパを主体とし
LMLの日本正規代理店として経営を行っている
東京ヴェスパの3階がLML japan
ちょっと興味深いLML工場
http://www.lml-japan.com/company.html?company=factory08_vol1こんな感じで生産されているわけですか
すげ~ほんとにモノコックだぁ

LMLスターデラックスは
少し前にマイナーチェンジがあったらしく
メッキパーツの多用、シート・タイヤの変更、塗装向上と
良くなりつつあるようです
価格改正で価格も引き下がったようだ
スターデラックス125 ¥310,000- → ¥288,000-
スターデラックス150 ¥314,000- → ¥298,000-
う~んオートマチックのニューベスパを買うなら
断然こっちのほうがいいような気がする・・・
アシのアシが欲しくなってきた・・・
イカレテマスネ
なにがともあれ
数年前に浅草で見かけた埃をかぶった
あのオーエンとクロムウエルとの懐かしの再会
また今度来店したときはまだ残っているだろうか・・・?
テーマ:2スト バイク - ジャンル:車・バイク
- 2009/10/09(金) 08:21:52|
- ベスパ
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| コメント:2
アシのアシに手を出す前に是非スポスタを!
スターデラックスと発言した後のこの記事はさらに興味をソソられますねぇ~
最近東京都内近郊ではよくVespaを見かけるのに
横浜近辺ではまるで見かけないのは気のせいなんだろうか・・・
(私だけかもしれませんが)
LMLのホームページ、こんなトコあるんですね
しかも4ストの存在を始めて認知しましたよ~
ほほぅインド車なんですか~
ならどっかのシーラカンスのように安心して乗れますね(笑)
- 2009/10/10(土) 19:57:18 |
- URL |
- RYO #-
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モーターショーで見たときから
結構気になってたんだよねLML
振り返る前にすぐ分かる
あぁっ!これPXだろっ!
ってな独自のエンジン音と排気音が
なんだか魅力です
横浜はしゃれた乗り物を愛する人が多いイメージあるけどなぁ
都内はニューベスパ乗ってる人
よく見かけるようになったよ、なんだか
ベスパもランブもラビットもモペットも
なんだかんだとよく目にする
やたら気にしすぎてるだけかもしれないが・・・
エンフィールドもいつかは手中に・・・イカレテマスネ
- 2009/10/16(金) 08:22:26 |
- URL |
- RYUJI #mQop/nM.
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